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和歌山城公園動物園で水鳥の展示再開 16種43羽、7カ月ぶりに

水禽園の水辺でくつろぐガチョウ

水禽園の水辺でくつろぐガチョウ

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 和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)が6月13日、鳥インフルエンザ対策で一時閉鎖していたの水鳥展示区画「水禽(すいきん)園」の公開展示を再開した。

7カ月ぶりにバックヤードから園舎に戻ったフラミンゴ

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 同園では2024年11月2日から、池の水を抜き、水鳥をバックヤードに移して同区画を閉鎖。野鳥の侵入を防ぐネットの設置や同園周辺の消毒などの対策を行ってきた。5月13日以降、国内で鳥インフルエンザ発生の報告がなく環境省の感染警戒レベルも1(通常)まで下がったことから、公開を再開した。

 水禽園は1970(昭和45)年、動物園西側に開設した水鳥展示区画。日本庭園を模した造りで、中央に476平方メートルの池がある。現在はガチョウやバリケン、カルガモ、フラミンゴなどの水鳥やタンチョウヅル、エミューなど、16種43羽を飼育している。そのほか、動物園内には哺乳類などを中心に飼育する区画「童話園」を併設する。

 和歌山城整備企画課の坂下温子さんは「約7カ月ぶりに池に出てきた水鳥たちは元気そうで、バタバタとまさに羽を伸ばしているようだった。久しぶりに水辺で涼しげに過ごしたり、池を泳いだりする水鳥たちの姿を見てもらいたい。同じ鳥類でもペンギンは童話園にいるので、立ち寄ってほしい」と話す。

 開園時間は9時~17時。火曜休園。入園無料。

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